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第9回Aozora Factory2022

/ものづくりを通して地域の魅力を発信するイベント

第9回Aozora Factory2022

/ものづくりを通して地域の魅力を発信するイベント

自分で何かを作るのって、シンプルに楽しい! 
人と集まれるのって、やっぱり嬉しい!

晴れ渡る青空のもと、横浜市金沢公会堂前の泥亀公園で第9回Aozora Factory2022が11月19日(土)に開催されました。

Aozora Factoryは多くの中小企業が集まる横浜市内随一の産業団地「LINKAI横浜金沢」の魅力を、ものづくりを通して地域に発信することを目的として始まったイベントです。2019年こそ台風19号による被害の影響で中止となりましたが、コロナ禍になっても感染予防対策に万全を喫した上で開催。初開催から今年で7年目を迎えました。最近は屋外イベントの他に自宅でものづくりを楽しめる「おうちでAozora Factory」のコンテンツも人気を博しています。

9回目の開催となる今回も地域企業や学校法人等による全19ブースが並び、来場者を大いに楽しませました。地域企業の魅力を発信するイベント……と聞くと単なるPRのブースや、企業と関係のない飲食を提供するブースを想像してしまいますが、Aozora Factoryは違います。製造業の多い「LINKAI横浜金沢」の特性を活かしてDIYによる“ものづくり”の楽しさ、地域の学びにつながるコンテンツとなっているのが特徴です。

長さを計測するための工具“ノギス”をプラモデル感覚で作れるコーナー、印刷機のインクを拭き取るために使った不織布でランプシェードを作るコーナー、めっきによる色調変化を学べる化学実験コーナーなど、普通のイベントでは見られない催し物がたくさん。自社の魅力発信とエンターテイメントとして昇華させるか、各企業・団体が知恵と想像力を凝らした出展内容が見ものです。

今年の来場者数はなんと1600人だったとのこと。もちろん、時間帯ごとの入場者数制限や検温、消毒などの感染予防対策を行なった上での実施です。イベント運営には「NPO法人Aozora Factory」のメンバーだけでなく、関東学院大学、横浜市立大学、デジタルアーツの学生たちも携わり、地域企業人と学生たちが協力する場にもなっていました。

“職”と“住”、“学”がとても近い関係にあり、つながりが深いことこそ金沢区の魅力。そんな地域の素晴らしさを体感することができました。


 
主宰:NPO法人Aozora Factory 
https://aozorafactory.com/

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