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会社から地域へまるごとギャラリー2022

/金沢の産業エリアを巡りながらアート鑑賞

会社から地域へまるごとギャラリー2022

/金沢の産業エリアを巡りながらアート鑑賞

横浜市金沢区の産業地域にある会社や工場の屋外スペースにアート作品を展示するユニークな催し「まるごとギャラリー」が今年も10月29日(土)から開催されています。さっそく現地に行ってきました。

「まるごとギャラリー」は横浜市金沢区の印刷会社「山陽印刷」社内プロジェクトチームである「アーティストネットワーク+コンパス」が企画、運営しているイベントで、今年で10回目を迎えます。今回のテーマは「地域を歩きながら作品を見つける楽しさ」。13もの企業に、新作、過去作も含めて数多くの作品が屋外展示されました。

 

設置スペースは企業の敷地内ですが、ほとんどは歩道から見える場所にあります。作品の多くが、この地域の工場内で使われなくなった金属部品やプラスチック、印刷機のインクを拭き取った不織布などの廃材を材料としているのも独創的。産業地域の風景と共鳴し、ある作品は景色の中に溶けこみ、ある作品は強烈な存在感を放っています。ふだん何気なく通り過ぎてしまう場所に足を止めるきっかけとなり、「ここは何をしている会社かな」と興味をもつ機会にもなりますね。

山陽印刷の昼間基広さんによると、今回は「まるごとギャラリー」への参加回数が少ないアーティストを積極的に起用したそう。今年は新たな試みとして「アートウォークフォトコンテスト」も実施されています。「作品そのものを撮影者の視点で切り取った写真」もしくは「産業地域や工場といった場所の魅力を発見する視点で撮影した写真」を募集するコンテストです。入選作品にはシークレットアート作品がプレゼントされますよ。

 「会社から地域へまるごとギャラリー2022」の開催期間は11月30日(水)まで。ちなみに全ての作品を徒歩で巡ると3時間ほどかかります。芸術の秋、ちょっとした運動もかねてアート鑑賞に出かけるのも楽しそうです。

■会社から地域へまるごとギャラリー2022のサイト

■まるギャラ2022 アートウォークフォトコンテスト


 

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