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三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド内ベイサイドラウンジで不定期に開催されるイベント「Let’s モンテッソーリ」。その先生を務めているのが、EMMA株式会社代表の伊藤あづささんです。中学3年生の息子さんをもつ母親でもある伊藤さんに、モンテッソーリ教育との出会い、その魅力について話を聞きました。

もともとベビーサイン（まだ会話ができない赤ちゃんと、ボディランゲージでコミュニケーションをとる育児方法のこと）の講師として活動していた伊藤さん。モンテッソーリ教育との出会いは衝撃的だったと言います。
「十数年前、息子が3歳のときに保育園を転園したのですが、その保育園が偶然にもモンテッソーリ教育を実践する園でした。それをきっかけに自分でもモンテッソーリ関連の本を読み漁るうち、その魅力にどっぷりと心酔したのです。それまで私が自己流で試行錯誤してきた子育て方法とも一致し、『これで良かったんだ！』という大きな自信が生まれました」
家庭でモンテッソーリ教育を実践していると、いつしか周りのお母さん達から「その子育て方法を教えて欲しい」と請われるようになったそう。そうした声に応えて始めたのが、モンテッソーリ幼児教室だったと言います。

人生を変えるほどに夢中になった、モンテッソーリの魅力とは何だったのでしょうか？
「モンテッソーリでは子どもに何かを説明するとき、ひとつひとつの動作をゆっくり、眠くなるくらいスローにして見せるんですね。また何かを強要することもなく、子ども自身が興味をもてることを積極的に延ばしていく。そうすることで子どもは“自分でできた”という自信と自発性が身につき、個性を伸ばすと言われていますが、実は大人にもメリットがあります。自然と態度が穏やかになり、子育てに付きもののイライラを感じなくなるんですね。子どもだけでなく、大人も情緒が安定する。モンテッソーリにはそんな効果があると思っています」

現在、横浜と大阪、オンラインで教室を運営し、月間250名以上の子ども達が参加。今年5月からは当コーナーで紹介した「ルンビニー -つながりの庭-」での教室も新たにスタートしました。
「モンテッソーリを学べるのは通常、特定の園や学校だけに限られてしまいます。そんな状況を打破したくて、入園前の時期や、幼稚園や保育園から帰ってきた後の時間、休日にも通えるモンテッソーリ幼児教室を始めました。モンテッソーリがもっと身近で気軽に学べる環境を作りたかったのです」

モンテッソーリ教育に興味がある、でもまだよく分からない……という方は、まずはイベントに参加してみるのはいかがでしょうか？ 三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドでの「Let’s モンテッソーリ」開催日は、施設ウェブサイト・イベント欄で随時告知しています。