ヒト・モノ・コト

上野さやか さん

/金沢区ママ代表 保育士

上野さやか さん

/金沢区ママ代表 保育士

ママたちが活躍できる場をつくりたい!

 

金沢区に暮らすママと子ども達が、気兼ねなくコミュニケーションをとれる場を提供したい……。そんな思いから12年前、「金沢区ママ」のコミュニティを立ち上げた上野さん。今ではフェイスブックで500人超、インスタで約800人のフォロワー数をもつ大きなネットワークにまで発展しました。保育士としての仕事をこなしながら、ママさんたちが作ったハンドメイド作品を販売するイベントなどを精力的に開催されています。

上野さんが「金沢区ママ」を立ち上げたきっかけは、初心者ママだった頃に孤独感を感じたことだったそう。

「私は22歳で長男を出産したのですが、周りに同世代の友人が少なく、寂しい思いをしていました。予防接種に行っても、他のママと会話しないまま帰ってきたり……。子育て中のママたちが気軽に交流できて、情報を共有できる、そんなコミュニティがあったら良いな、と思って探したのですが、ぴったり合うものは見つけられませんでした。それなら私が作るしかない! と手を上げたのが最初のきっかけです」

コミュニティができると、ママさんたちの中に凄い才能をもっている人がたくさんいることに気が付きました。ハンドメイドのショップなどは、そうした隠された能力をお披露目する場。「金沢区ママ」のロゴはデザイナーのママが、フリーペーパーは元編集者のママが制作してくれたそうです。

「自分が一生懸命作ったものや、磨いてきた能力は誰しも認められたいもの。ママたちが活躍できる場を提供することに、やり甲斐を感じています」

 

上野さんは今、金沢区主催の「健やか子育て連絡会」にも参加しています。これは地域で子育て活動をしている人々と区が、協働で子育てしやすい地域づくりを推進していくための集い。「健やか子育て連絡会を通して、子育てについて幅広い世代の人から話を伺う機会が増えたのは、私にとって大きな変化でした」と、ネットワークが拡がっていることを実感しています。

 

そうした活動の一方で、「公園に綺麗な花が咲いたよ」「地元に新しいレストランができたよ」など、身近な情報をSNSで発信する活動も怠りません。イベントに参加したくてもできない、そんなママたちがたくさんいることを知っているからです。「金沢区は横浜市の区で最も公園面積が広く、そのうえ動物園も水族館もある。子育てするには最適な環境だと思います。そうした地域の魅力をこれからも発信していきたいですね」と語ってくれました。

■「金沢区ママ」のSNS

・インスタグラム

・ツイッター

・ブログ

・フェイスブック

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