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フォトブースプロジェクトCui Cui 2022

/9月17日(土)に開催されたイベント

フォトブースプロジェクトCui Cui 2022

/9月17日(土)に開催されたイベント

9月17日(土)、三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド・セントラルコートで「フォトブースプロジェクトCui Cui 2022」というイベントが開催されました。昭和女子大学 環境デザイン学部 環境デザイン学科の学生たちによる企画運営で、横浜ベイサイドでは2回目の開催となります。

会場には、「和」をイメージしたフォトブースを二つ設置。大きな木製の枠組みに色とりどりの折り紙などを飾り付け、写真の美しい背景となるようにしました。“写真映え”する風景に敏感な学生らしい感性が存分に発揮されています。一方のブース屋根には、自然界の樹木がもつ形状を幾何学的なフラクタル構造で再現し、 “こかげ”を生み出す仕掛けも。フラクタル屋根は年における暑さ対策技術のひとつとして注目されているものですが、日光を丁度良く和らげてくれる効果は写真撮影にも適しているようです。

フォトブースの前では来場者が自分のスマホで撮影できるほか、学生たちが一眼レフカメラで撮影した写真を色調補正などした上でデータ化、プレゼントする企画や折り紙風船作り体験を実施。買い物の場であるショッピングモールに、家族やカップルで思い出作りできるスポットがあったら、もっと素敵な空間になるかも……。今回のプロジェクトはそうしたアイデアから生まれました。

プロジェクトは2年、3年生が中心となって7名のリーダーが指揮、35人のチームが一丸となって取り組んだそう。指導した同大学准教授・番場美恵子先生は「要所は押さえましたが、できるだけ学生たちの自主性に任せるよう心掛けました。学外の人たちとも連携し、ひとつのプロジェクトを作り上げるプロセスは彼女たちにとって良い経験になったと思います」と語ります。

スマホが普及したことで、写真を撮ることは以前よりも日常的な行為になりました。だからこそ、“映える”場所での一枚に価値が生まれるのでしょう。参加した人たちにとっては「あの日あのとき、横浜ベイサイドに買い物に行って記念写真を撮ってもらったよね」と記憶に残る出来事となったに違いありません。

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